アルコール除菌スプレーを被災地へ 避難所では感染症拡大も… 福井市の企業
福井市のエネックスは10日、自社で製造している手や指を消毒するアルコール除菌スプレーや、ドアノブや机を除菌洗浄できるスプレーなど、段ボール700箱分を石川県に贈りました。能登半島地震の被災地の衛生環境が問題となる中、感染症の予防につなげようと支援しました。(1月10日)
贈った支援物資は、避難所などで必要になると見込んで地震発生直後から準備を進めていたものです。支援物資が集められている金沢市の石川県産業展示館で、受け入れ態勢が整ったタイミングに合わせて届けられました。
■エネックス株式会社 梅田智史 副社長
「避難所で感染症がたくさん流行っていると聞いているので感染症の予防に身の回りの物を除菌したり手指を除菌したりすることに使ってほしい」
同社では今後も要請があれば積極的に支援したいとしています。