「ふくい桜マラソン」初開催 国内外1万3600人のランナー出場 コースは桜色に染まる
県内初のフルマラソン「ふくい桜マラソン」が31日開催され、国内外の1万3600人あまりのランナーが桜の名所を駆け巡りました。(3月31日)
北陸新幹線の県内開業に合わせて初めて開かれたふくい桜マラソンは、福井市中心部を出発して坂井市の丸岡城を折り返す42.195キロのフルマラソンに、ペアのリレーマラソンと5キロ、それに1.5キロの4種目にあわせて1万3657人が出場しました。
当日の桜の開花宣言は見送られたものの、街並みを大会ベースカラーの桜色に染めたランナー。沿道からの声援に加えて、各ポイントでは、おろしそばや梅干しといった福井の食で“おもてなし”を受けました。
ランナーは新幹線と県道が一体となった新九頭竜橋や、足羽河原など福井の景色を楽しみながら完走し、仲間と喜びを分かち合っていました。
フルマラソンの全国制覇を成し遂げた埼玉の参加者は、「コースと沿道の応援が素晴らしく、福井は最高です」と話していました。
なお、フルマラソンの総合男子では物江雄利選手(Kao所属・東京)が2時間11分43秒、総合女子は安なつ美選手(エディオン所属・広島)2時間36分19秒のタイムでそれぞれ優勝しました。
また、5キロの総合女子では、川村楓選手(岩谷産業所属・大阪)が15分46秒で日本記録を更新しました。