シニア向けの“学校”開校 生きがいやつながりづくりに 英会話や“終活”など多彩な授業 福井市・パリオCiTY
県内で葬祭業を展開する企業が、英会話や終活などさまざまな授業を受けられるシニア向けの“学校”を開校しました。生きがいづくりやクラスメイト同士のつながりを深めます。
福井市のショッピングセンター・パリオCiTYに開校した「ふくいネクストライフスクール」。シニアを対象にした学校形式の学びの場で、英会話やペン習字、それに人生の最期に備える「終活」など、さまざまな授業が用意されています。カルチャー教室などとは異なり、全ての授業を受けながら、クラスメイト同士のつながりも深めます。
地域や人との付き合いが希薄になる中、人生の最期までコミュニティの中でいきいきとした時間を過ごして欲しいと、葬祭業を営むオームラが新事業として立ち上げました。
■受講者
「70歳から80歳までの10年間、80歳から90歳までの10年間を目標を立ててやってますので、その参考になる話が聞けたら。それと人とのつながりですね」
■オームラ 柄田万里生営業部長
「新しい友人を増やしたり、生きていく活力になるような時間を過ごしてもらえれば」
学校は来年3月まで火曜と金曜の午前中に無料で開かれ、来年度から本格的にスタートするということです。