鍋物にいかが 肉厚でジューシーなジャンボシイタケ「香福茸」の収穫が越前町で始まる
肉厚でジューシーな食感が特徴のジャンボシイタケ「香福茸」の収穫が越前町で始まり、気温が高かったため例年に比べ生育が遅れているものの出来は良いということです。
「香福茸」は、福井県がブランド化を進めるジャンボ原木シイタケで、傘の直径が8センチ以上、肉厚が3センチ以上など厳しい基準が設けられています。一般的なシイタケと比べると数倍の大きさがあります。
50年あまりシイタケ一筋の姉崎椎茸園では今週から「香福茸」の収穫を始めました。
ここでは今年春に2000本のコナラの原木に、1本あたり50個ほど菌を打ち込んで栽培してきました。
今年は秋になっても暑い日が続いたことから、収穫は例年に比べて2週間ほど遅れているものの、出来は上々だということです。
■姉崎椎茸園 姉崎敏明さん(76)
「今の時期だと鍋が一番いいかなと 本当のジューシー感を味わってもらいたい」
香福茸は1月に入るとさらに大きく育ちます。
収穫は3月末まで続き、県内各地の食品スーパーなどで販売されます。