恐竜テーマパークのような食品スーパーが誕生 福井駅周辺住民の買い物利便性アップ へ
恐竜のテーマパークのようなユニークな食品スーパーが福井駅東口に誕生しました。駅前で恐竜ブランドを発信するとともに、住民の買い物の利便性アップも期待されています。
福井駅東口から徒歩7分。福井市日之出に11日、新たに誕生したのが県民生協の食品スーパーその名も「ハーツ恐竜」です。
記者
「ここにも恐竜、カニの隣には海竜、まるでテーマパークにいるような気分になれる食品スーパー 駅前エリアの買い物難民を救う新たな賑わいの拠点としてスタートを切りました」
卵売り場の上には翼竜プテラノドンの巣。冷凍食品売り場は氷河期をイメージしたデザイン。店内では100点以上の恐竜モニュメントやイラストが買い物客を迎えます。
また恐竜の足跡の形をしたスペアリブや、火山の噴火をイメージした弁当、それに恐竜の卵をモチーフにした総菜など、ユニークな商品が並びます。
ハーツ恐竜 友田明宏店長
「ブランド戦略である恐竜王国ふくいを、福井駅の一番近いスーパー ハーツ恐竜からしっかりと発信して、福井県の魅力を伝えていきたい」
ところで福井駅前の半径500メートルのエリアにはスーパーがほとんどなく、去年5月に駅の商業施設プリズム福井の食品スーパーが閉店して以降、地域住民にとっては不便な状態が続いていました。
店は、地元客を中心にしたプレオープンで早速賑わっていました。
30代主婦
「恐竜の卵のスコッチエッグは子どもが喜びそうだなと購入してみた 今までここの周りはあまり大きなスーパーが無くて、引っ越してくるときにどうかなと思うこともあったが、ちょうどハーツができるということでとても心強く思っている」
70代女性
「私は77歳だから車もあと2、3年だと思う 年がいって車が運転できなくなると、歩いて3、4分のところなのでうれしい」
福井市の中心部で恐竜ブランドをアピールしつつ、周辺住民の買い物の利便性アップも期待される新しいタイプの食品スーパーは12日にグランドオープンします。
県内の食品スーパーでは珍しいドラゴンフルーツやドリアン。定置網で捕れた古代魚のような「シイラ」も販売しています。店では、楽しく買い物ができる仕掛けがいろんなコーナーにあるので来てみてほしい」