再犯防止へ働く場が大事 刑務所や少年院出て更生目指す人の自立手助け
刑務所や少年院を出て、社会で更生を目指す人たちの自立を手助けするプロジェクトの報告会があり、改めて支援の重要性などを確認しました。
このプロジェクトでは、刑務所や少年院で罪を償うなどして社会に出た人たちを、「職親」と呼ぶ民間企業が親代わりになって、自立や更正に向けて仕事や住まいを提供しています。
21日は福井支部が発足して以来初めての連絡会議が開かれ、再犯防止に向けて「働く場」を用意することが大事なことを改めて確認しました。
また元受刑者は、社会復帰の難しさや、金銭面での苦労を語りました。
「職親」企業の担当者
「元受刑者に、人に信用してもらえることを分かってもらえたら。そのきっかけの一つを提供できたら。」
福井支部では、協力してくれる企業の数を今年度中に15社まで増やしたいとしています。