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官公庁など仕事始め 新しい年の飛躍誓う 地震への不安も

2024年1月4日 16:51
官公庁など仕事始め 新しい年の飛躍誓う 地震への不安も
正月明けで職場へと向かう人たち=4日午前8時ごろ、JR福井駅前

多くの企業や官公庁が仕事始めとなった4日、職場に向かう人たちは地震への不安を募らせながらも、新年へ気持ちを新たにしていました。(1月4日)


福井駅前では、年末年始の休みを終えた人たちが新しい年に向け気持ちを新たに職場へ向かっていました。

■福井市役所の職員
「大きい地震があって市民も不安なことがあったと思うけれど、1日でも早く平穏な生活に戻れるように住民の方をサポートしていきたい」
■卸売会社の経営者は
「地震で今すごく大変な時期ですけど、地域に貢献できるように企業の発展を願って頑張りたい」

新年早々に能登半島や嶺北を襲った地震で心が休まらない中、働く人たちは新しい年の飛躍を誓うとともに、復興支援に向けて気を引き締めていました。

新幹線時代の幕開けを控える官公庁も仕事始めとなり、県庁では職員の年末年始の休暇取得を目指し、杉本知事の年頭あいさつは動画を収録し、いつでも見られる形にしました。

杉本知事は、環境の変化を生かして福井県を前向きに変えていくよう職員を鼓舞しました。

■県ふくい桜マラソン課の職員
「多数の県外の人が来るので、福井県の魅力を発信できれば」

知事はこの他、能登半島地震に関連して石川県への支援など全力で対応に当たるよう求めました。

一方、新幹線の延伸に伴って当面の終着地となる敦賀市の米澤市長は…。

■敦賀市・米澤光治市長
「今年は敦賀市にとって大事な年となる。新幹線開業という契機を得てより一層力を発揮し竜のように新しいステージへ勢いよく昇っていくよう全力で取り組んでいく」

米沢市長は仕事始め式で職員を前にこのように述べ、新幹線開業という100年に一度のチャンスに向けて決意を示しました。

また、去年末に県都・福井市の新たなリーダーとなった西行茂市長は…。

■福井市・西行茂市長
「震災のこともあって慌ただしく年が明けたと実感している。3月16日の新幹線開業を契機としてとして新しい福井をスタートする」

西行市長は「楽しい・安心・元気なまち」という市政の新スローガンを掲げ、新幹線開業日にハピテラスや中央公園など4か所でイベントを開く計画を明らかにしました。

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