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あすにかけ山地を中心に大雪に 終わらぬ雪かきの日々…もう勘弁 消防「消火栓の除雪にも協力を」

2025年2月7日 20:14
あすにかけ山地を中心に大雪に 終わらぬ雪かきの日々…もう勘弁 消防「消火栓の除雪にも協力を」
消火栓のある場所を掘り起こす消防隊員=7日午後3時ごろ、福井市内

今シーズン一番の寒気で、県内は断続的に雪が降り続いています。8日にかけて、山地を中心に大雪となるところがある見込みで、気象台では交通障害に注意・警戒するよう呼びかけています。

本格的な雪の降り始めから4日目となった7日。午後6時現在の各地の積雪量は、大野市の九頭竜で212センチ、南越前町の今庄で86センチ、福井で41センチなどとなっています。

かいてもかいても後からすぐに積もる雪に市民も疲れた様子です。

■福井市民
「もう毎日(雪かき)やってるので、早くなんとかなってほしい。普通の道路がガチガチのガタガタなので、これ以上悪くならないでほしい」

一方、消防署の職員が掘り出しているのは消火栓です。

■福井市消防局 東消防署 消防指令 江端実喜男さん
「火災が発生した時、消火栓が発見できないと消火が遅れる可能性がある。福井市消防局管内には消火栓が約9600基。どうしても手に負えないことがある。市民の皆さんも近くの消火栓の除雪に協力してほしい」

次の積雪に備えて、掘り出した後には目印の赤い旗を立てていました。

ところで、この大雪で雪かき中の事故が相次いでいます。7日は鯖江市や大野市などで60代から80代の合わせて3人が頭や足などにけがをしました。

最終更新日:2025年2月7日 20:14
    福井放送 福井放送