「食や歴史を生かしたPR」で嶺南誘客を 大学生が高速道路会社に提案 北陸道下り線から舞若道への流入は1割にとどまる
嶺南地域への観光客誘致には「食や歴史を生かしたPR」を。福井大学の学生が28日、ネクスコ中日本にこんな提案をしました。(3月28日)
福井大学の竹本拓治教授の研究室では、8年前からネクスコ中日本と共同で、高速道路や地域の課題について研究していて、今年度は「嶺南への誘客強化」をテーマに掲げました。
滋賀県の賤ケ岳サービスエリアでのアンケート調査の結果をもとに、北陸自動車道を金沢方面に向かう人は歴史や食などに魅力を感じている人が多く、観光資源は嶺南と共通していると指摘しました。
■福井大学 工学研究科 今原幸大さん
「金沢を来訪したい人に向けたPRを行うと、嶺南の魅力をより打ち出せる」
ネクスコ中日本によりますと、北陸道下り線の敦賀ジャンクションから嶺南に向かって舞鶴若狭道に入る人は、全体の1割ほどにとどまっているということです。