「水切り」「使いきり」「食べ切り」でごみ減量を 県が企業めぐり呼びかけ
福井県は1人あたりが出すごみの量が全国平均より多く、県では食べ切りや食材の使い切りなど、ちょっとした心がけがごみ減量につながると協力を呼びかけています。
県によりますと、県内で2022年度に出されたごみは24万トンで、県民1人あたりに換算すると1日878グラムとなり、全国平均よりも30グラム多くなっています。
こうした中、県は6月からごみの減量を呼びかける活動を展開していて、17日は担当者がFBCを訪れ、協力を呼びかけました。
出されるごみの3割は、食べ残しや調理くずなどのいわゆる食品廃棄物で、県はごみの量を減らすために、生ごみは水を切って出すこと、食材は使い切ることなどを求めています。
■県循環社会推進課 橋本夏希さん
「一人ひとりのちょっとした心がけによって、ごみは減らすことができる。是非きょうから、使い切りや分別にチャレンジしてもらいたい」
県では来年度中に、1人が1日に出すごみの量を20グラム減らしたいとしています。