運転手確保し路線バス維持へ 県が大型二種免許の取得費用を支援
10月からさらに大きく減便される路線バス。県はバスの維持に欠かせない運転手の確保に向け、大型二種免許の取得費用などを支援します。
県は6日、持続可能な公共交通の実現や、新幹線の開業効果の最大化などを柱とした、9月補正予算案を発表しました。
このうち公共交通の施策で、路線バスの深刻な運転手不足に対応するため、県が大型二種免許の取得費用などを支援することとし、今年度からの3年間であわせて1億2900万円を計上しています。
このほか商店街の支援策として、消費喚起の事業に1億2100万円を計上し、特急列車の廃止で客足が遠のいた鯖江駅前の商店街にも新幹線の開業効果を波及させたい考えです。
県の9月補正予算案は総額およそ70億円で、今月9日開会の9月県議会で審議されます。