2年前交際相手の胸を刺す殺人未遂事件 54歳の女に求刑通り懲役5年の実刑判決
交際相手の男性の胸を刃物で刺して殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われた、女の裁判員裁判の判決公判が福井地裁で開かれました。内山孝一裁判長は「強固な殺意までは認められないが、一撃で致命傷を負わせかけない危険なものであった」として、求刑通り懲役5年の実刑判決を言い渡しました。(1月29日)
判決などによりますと、福井市志比口2丁目の無職・安達洋子被告(54歳)は、22年7月、福井市内の交際相手の家で、ベッドで寝ていた男性の左胸を包丁で刺して殺害しようとしたもので、男性は全治1か月の重傷を負いました。
被告の弁護人は控訴について「被告らと相談して決める」としています。