世界的建築家・隈研吾氏が現場視察 県立大学恐竜学部の新キャンパス設計 基礎工事進む、完成は来年12月予定
図面を確認する隈研吾氏(中央)=11日午後4時半、勝山市村岡町
世界的建築家の隈研吾氏が11日、自ら設計を手がけた県立大学恐竜学部の新キャンパスの工事現場を視察し、外壁のデザインなどを確認しました。
恐竜学部の新キャンパスは、勝山市の県立恐竜博物館の隣に建設されるもので、建物の外壁は自然の雄大さや地層をイメージして造られます。
■隈研吾氏
「大学のキャンパスもいろいろやってきたが、恐竜学部というのは何しろ初めての体験なので、キャンパスの建物自身が世界に対して発信する効果がないといけない。世界に発信する力がないといけないと思っていて、そういう意味で今までやってきたキャンパスの建築の集大成になるんじゃないか」
建物は恐竜をイメージした地上3階の鉄筋コンクリート造りで、現在、基礎部分の杭打ち工事が進められています。県立大学恐竜学部の開設は来年春で、建物は来年12月に完成する予定です。
最終更新日:2024年10月11日 19:51