技術者の卵が現場視察 北陸道リニューアル工事中 老朽化に伴う橋の床板改修 人材不足の建設業界
建設業界の人手不足が懸念される中、高速道路の工事現場で24日、見学会が開かれ、技術者の卵たちが将来へのイメージを膨らませていました。
北陸自動車道のリニューアル工事現場では24日、福井高専の3年生およそ40人が作業の様子を視察しました。およそ50年前に開通した北陸自動車道は、凍結防止剤の浸透や大型車両の通行量の増加で老朽化が進んでいて、県内では今月から南越前町の日野川橋で、道路のアスファルトを支える鉄筋コンクリート製の床版の取替工事が進められています。
生徒たちは点検用のハンマーでコンクリートを叩いて、劣化部分を確認した他、クレーン車を使ったコンクリートの取り換え作業を見学しました。
■参加した生徒
「橋とか作ったり、人々の生活の一部になる仕事をする人になりたい」
実際の現場を目の当たりにした生徒たちは、将来へのイメージを膨らませていました。