“リケジョ”育成へ!産官学がタッグ 福井市内でゼミ開催 県内女子高校生、大学の工学部進学が全国最下位
県内の女子高校生を対象に理系分野への進路選択に役立ててもらおうと、産官学が連携したゼミ講座が22日、福井市内で開かれ、生徒たちはデータを読み解く楽しさを学びました。
このプロジェクトは、福井市のソフトウェア開発の永和システムマネジメントと福井大学それに県が連携したもので、藤島や武生など6つの高校から36人が参加しました。
生徒たちは、今年8月から4回にわたって、データ分析やプログラミングの基礎を学び、最終日はグループごとに学習成果を発表しました。
発表会では、気候変動や農業の分野で、収集したデータを読み解き、地域の課題を掘り起こす研究の楽しさに興味を持っていました。
■参加した生徒
「打ったデータがグラフとして表れたりすると、うれしくなって、そこが楽しい」
なお、内閣府の調査によりますと、県内の女子高校生が大学の工学部に進学した割合は、全国で最下位となっています。