サッカー元日本代表GK 権田修一選手が勝山市の福祉避難所に 被災者らに笑顔届ける
笑顔で記念撮影する権田選手と被災者=26日午後1時ごろ、勝山市市民交流センター
能登半島地震からまもなく2か月。サッカー元日本代表で、清水エスパルス(J2)で活躍する権田修一選手(34)が26日、勝山市の福祉避難所を訪れ、被災者に笑顔を届けました。(2月26日)
避難所の運営に協力している福井ユナイテッドFCの関係者とのつながりから訪問が実現したもので、権田選手はお年寄りと話をしたり、一緒に写真を撮ったりして、避難生活が長期化する中で、笑顔をプレゼントしました。
2022年FIFAカタールW杯にも出場した権田選手は「このような状況だということが世の中に知られていない。自分が来たことで、医師やボランティアの方々もちょっと喜んでくれるだけでも来た価値はある。僕らがサッカー選手として価値を見出せる活動をこれからしていきたい」と話していました。
勝山市では、避難所の運営を継続するため、ふるさと納税などを通じた支援を呼びかけています。