「たけふ菊人形」に合わせて「菊」を練り込んだ六麦麺が登場 観光客に好評 売れ行き上々
おろしそばに中華そば、それに越前六麦麺。武生麺類組合は「越前市三大めん」としてアピールしています。「たけふ菊人形」の開催に合わせて、今年は、市の花「菊」を練り込んだ特別な麺も登場し、観光客の人気を集めました。
◇午前10時ごろ・武生中央公園
越前市の武生中央公園では30日、「たけふ菊人形」にあわせて地元産の食材を使った3種類の麺の販売会がありました。
定番のおろしそばや、坂口地区で作られたメンマを使った中華そば、それに福井県産の「ふくこむぎ」と六条大麦をブレンドした「越前六麦麺」の3種類で、なかでも市内で栽培された食用菊を練りこんだ限定の「六麦麺」は、用意した120食が昼過ぎには売り切れるほど人気を集めました。
勝山市からの観光客(六麦麺を味わって)
「そばかなと思ったけれど、菊が入っているらしく黄色くて、麺もすべすべしていて、のどごしもとても良かった」
越前市民(六麦麺を味わって)
「色もいいし変わった麺 同じ麺でもうどんとも違うしおいしい」
記者(六麦麺を味わって)
「麺に黄色い粒が見える ぱっと華やかな明るい見た目 ふわっとさりげない香り 六麦麺ならではの小麦と大麦の豊潤な香りに、菊の華やかな香りがプラスされている」
武生麺類組合では、3種類の麺を「越前市三大めん」としてPRしていて、好評を集めていることから、今後はイベントだけでなく、年間を通して提供できる体制を目指すということです。