秋の風物詩「たけふ菊人形」が開幕 紫式部の暮らした越前がテーマ 新幹線開業後初にぎわいを期待
今年で73回目を迎える秋の風物詩「たけふ菊人形」は、「紫式部の暮らした越前」をテーマに4日から福井県越前市の武生中央公園で始まり、新幹線開業後初の開催で、県外からの多くの来場者を見込んでいます。
今年は猛暑の影響で菊の開花が遅れていましたが、ここ数日の気温の低下とともにきれいに咲き始め、来週には見ごろを迎えるということです。
園内には、5年ぶりに和装の本格的な菊人形があわせて11体登場し、紫式部と越前の自然や文化との出会いを表現しています。
大阪からの観光客
「今回和服と聞いたから、余計に来たかった 花がいっぱいあってきれいで素敵だと思う」
奈良県からの観光客
「雨の中でもなかなかきれい 人形を仕上げる前の様子が見られるのもいい」
今年は新幹線の越前たけふ駅と会場をつなぐシャトルバスも運行され、県外客のアクセス向上を図ります。
たけふ菊人形は11月4日まで開かれています。