「5年後を描く」県の長期ビジョン 新幹線開業や人口減少など変化に対応 次期実行プラン、今年度中に最終案作成
県の長期ビジョンの次期実行プランの策定に向けた議論が20日スタートし、新幹線開業や人口減少など情勢の変化にあわせて、福井を前進させるプランを練ります。
現在の実行プランは2019年に策定されたもので、新幹線の県内開業や人口減少など、この5年間の変化を踏まえて内容を見直します。
会議では、富裕層向けの観光コンテンツを作って客単価を上げることや、能登半島地震を受けて県内の土木設備の強靭化を図ることなど、各部局の部長から提案がありました。
杉本知事は「データを基盤にしながら、想像力を働かせて5年後を描いてほしい」と述べました。
次期実行プランは来年度から5か年の計画で、県は今年度中に最終案をまとめる方針です。