羽化する様子を見て感動も カブトムシの幼虫を出荷 福井市美山地区
夏を前に福井市美山地区で昆虫の王様カブトムシの幼虫が出荷されています。
福井市間戸町にある農家では、キノコの栽培に使ったおがくずを再利用して、カブトムシの幼虫を育てて全国各地に発送しています。
今シーズンは天候に恵まれたことから、去年よりも大きく成長していて、なかには8センチ以上のサイズの幼虫もいます。
およそ1000匹が出荷できるサイズに育っていて、成長の過程を観察できるように、透明な瓶に入れて販売しています。農家は15日もオスとメスを判別しながら1匹ずつ瓶に入れていました。
美山かぶと普及会 東藤寛治代表
「さなぎになったり、羽化したりする過程を見て、違う感動を得られるかと思う。」
幼虫は順調に成長しますと、7月ごろには羽化するということです。
(参考)観察キット1瓶 オス1200円 メス1000円