子熊が集団下校中の児童の前方50メートル先横切る 逃げてけがなし 越前町の山あい
またクマが出ました。30日、越前町では下校中の児童が子グマと鉢合わせしそうになったほか、あわら市でも目撃され、引き続きクマの出没に注意が必要です。
記者リポート
「児童がこの道を集団下校で歩いていたところ、前の道を左から右へ向かって走り抜けるクマを目撃。その距離わずか50メートル。」
午後2時ごろに越前町下糸生で目撃されたのは、体長50センチほどの子グマで、藪の中に入っていったということです。児童たちはすぐに逃げたためケガはありませんでした。
またあわら市指中では午後1時半ごろにクマ1頭が目撃されました。
県によりますと、先月以降寄せられたクマの目撃情報は100件を超えていて、去年の4月と5月をあわせた目撃数をすでに40件上回っています。
6月ごろには、親離れした子グマが市街地に迷い込むケースもあることから、当分クマの出没に注意が必要です。