春の訪れ告げるカタクリの花が見ごろ 大野市矢地区に100万本自生
うつむくように咲くカタクリ(3日大野市矢地区)
大野市の矢地区で群生するカタクリの花が例年より10ほど早く見ごろを迎え、うつむくように咲く可憐な薄紫色の小さな花が山里に春の訪れを告げています。
6枚の薄紫色の花びらが反るように咲くカタクリの花。19年前に地区の人たちが群生しているのを見つけ、遊歩道を整備するなどして保全活動を続けています。
3ヘクタールの山の斜面におよそ100万本が自生していて、4月10日ごろまで見ごろが続きます。
入園料300円(高校生以上)