さっぱりした脂乗り「ふくいサーモン」 今シーズンの養殖スタート おおい町・大島半島
いけすに放流されるサーモンの稚魚=14日正午ごろ、おおい町大島
おおい町の大島半島で、今シーズンの「ふくいサーモン」の養殖が始まりました。今年は県産の稚魚の成育が順調で、来年春には大きいもので3キロのサイズに育つということです。(12月14日)
大島漁協前の岸壁にある大型いけすでは14日、トラック4台分の稚魚4,000匹が放流されました。今年の稚魚は重さ700グラム、体長40センチから50センチと、例年より大きく順調に育ったということです。
「ふくいサーモン」は2016年から養殖が始められ、さっぱりとした脂の乗りともちもちとした食感が特徴です。県は来年4月以降、合計190トンの出荷を見込んでいて、県内のスーパーや鮮魚店、回転寿司チェーンなどに出回るということです。