福井から緊急災害派遣隊が能登の豪雨被災地へ 道路の破損状況を確認 地元自治体の業務を支援
石川県能登地方を襲った豪雨災害を受けて、福井河川国道事務所の緊急災害派遣隊が25日被災地へ向けて出発し、道路の破損状況の確認など情報収集にあたります。
国土交通省の緊急災害派遣隊通称「TEC-FORCE」は、大規模な自然災害が発生した際、技術的な分野で自治体の業務を支援します。
福井河川国道事務所からは道路班の4人が派遣され、能登地方の被災した道路を車や徒歩で巡回して、破損状況などを確認します。
出発式では野村文彦事務所長が「くれぐれも安全に支援活動に取り組んでください」と隊員を激励しました。
TEC-FORCE 道路班 酒井享班長
「状況が良くわからない部分もある ひどいと聞いているので、安全第一にしっかりと使命を果たせるように活動したい」
派遣隊は10月3日まで現地で活動を続け、被害が大きい場合は追加の派遣も検討するということです。