能登の被災地へ“救護班”派遣 医師や看護師ら 輪島市の避難所で巡回ケア 日本赤十字社福井県支部
石川県能登地方の大雨災害を受けて、日本赤十字社福井県支部は24日、医師や看護師ら救護班を輪島市へ派遣しました。被災した人の医療支援にあたります。
■送り出しの場面
「気をつけて行ってきてください」
救護班は医師や看護師、それに薬剤師ら7人で構成し、輪島市の避難所を巡回して、負傷者の数など情報収集を進めるとともに、被災した人たちの救護や心のケアにあたるということです。
■福井赤十字病院 看護部 西郡知代師長
「非常に疲弊している状況だと思います。まずは話を伺いながら、現地の方に寄り添った活動をしていきたい」
活動は24日から3日間の予定で、被害が拡大した場合、追加の派遣も検討するということです。
なお、能登の被災地では、24日午後4時現在、7人が死亡、7人の行方や安否が分からなくなっています。また、孤立集落も多く、断水や停電の解消の見通しも立っていません。