能登半島地震の被災地で建物解体によって出た木くずなどごみを福井県が受け入れ開始
能登半島地震の被災地では、建物の解体が進むにつれ「災害ごみ」の量が増えていて、県は木くずなどの受け入れを始めました。
南越前町上野のごみ処理場では、4日から能登半島地震の被災地で出たごみの受け入れを始めました。
石川県では、地震で倒壊した建物の公費解体の軒数が、当初の想定を大幅に上回り、解体に伴って出る木くずなどの処理が課題となっています。
福井県では、地震発生直後から、避難所から出る「生活ごみ」については処理を受け入れてきましたが、要請を受けて「災害ごみ」も受け入れることにしました。
南越清掃組合第一清掃課 赤星英樹さん
「石川県の被災地の皆さんの笑顔が1日でも早く戻るように、できることは精一杯やってがんばりたい」
南越清掃組合では、2026年3月まで、1日最大7トンを受け入れる予定です。