今年もイルカ出没 福井市内の海水浴場 体長約2メートル「見かけても近づかないで」
大型連休の期間中に、福井市内の海水浴場に体長2メートルほどのイルカが出没し、県では決して近づかないよう呼びかけています。
■リポート・嶋田拓真記者
「大型連休中にこちらの海水浴場にイルカが出没し、テトラポット周辺を泳いでいたということです」
福井市の越廼海水浴場で背びれを水面に出してスイスイと泳ぐ1頭のイルカ。動画を撮影した男性は5日、家族で海水浴場を訪れたところ、体長2メートルほどのイルカを目撃しました。
■動画を撮影した人
「気のせいかなと最初は思ったんですけど、そのうち近くで遊んでいる他の子どもたちも『イルカだ、イルカだ』と言っていたので、これは間違いないと思った」
また、海水浴場から1キロほど離れた漁港でも目撃が相次いでいます。
■茱崎定置網組合 川端元昭 組合長
「1週間のうち3日、4日くらい見る。ここ1か月くらいからずっと見るよ。(今年は)ちょっと灰色っけというか、去年おととしに(漁港に)入ってきた時のはちょっと白みがかって色が違う」
福井市や美浜町の海水浴場では去年夏、海水浴客がイルカにかまれてけがをする被害が相次いでいて、県ではイルカを見かけた際は絶対に近づかないよう呼びかけています。