九頭竜川のアユをブランド化へ 若手シェフが和洋アイデア料理提案
毎年大勢の釣り客が訪れる九頭竜川のアユを売り込もうと、県内のシェフたちがさまざまなアレンジ料理を提案し、地域を挙げてブランド化を目指します。
九頭竜川を泳ぐアユをイメージしたテリーヌに、ゴーヤを使った涼しげな生春巻き。
九頭竜川のアユをPRしようと、県内の若手シェフら4人が和洋5品のメニューを提案し、7日、行政関係者やインスタグラマーなどおよそ50人がその味を確かめました。
キャスター
「アユのちらし寿司はちょっと甘露煮風でおいしい 見た目も華やか 味も多彩 どの料理もアユのイメージを覆す感じ」
九頭竜川の生物を研究 県立大学生物資源学科小川誠葉さん
「非常においしい 塩焼きのイメージがあるが、いろんなバリエーションに応用できるんだなと驚いた 新しい発見」
九頭竜川中部漁協では「九頭竜鮎」の名で天然アユの商標登録を目指しています。
九頭竜鮎PR会 吉川正裕代表
「すばらしい九頭竜鮎を一般の人たちに知ってもらう機会を設けたいなと そのためには料理人が発信することを丁寧にやっていく必要がある」
九頭竜川中部漁協 中川邦宏組合長
「料理人の協力、これが一番ありがたいことで、商標を取って、全国の人にアユを食べてもらいたい」
PR会では今後、ほかの飲食店にも「九頭竜鮎」の魅力を伝え、九頭竜川産の天然アユのブランド化をサポートしていくことにしています。