学生が新たな使い道を提案 間伐材活用した合成樹脂 フクビ化学工業が自社開発 アイデアもとに製品化も
最終プレゼンに臨む学生ら=18日午後1時半、福井市のフクビ化学工業本社
福井市の建築資材メーカー・フクビ化学工業で18日、間伐材を活用した合成樹脂の新たな使い道に関するプレゼンテーションがあり、若者らしい柔軟なアイデアが集まりました。
同社では、間伐材と再生塩化ビニルを合成した樹脂を開発し、新たな使い道を県内の学生から募集していたもので、24組の応募の中から最終選考に残った8組がそれぞれのアイデアを発表しました。
学生からは耐久性や湿度を調整できる点に着目した屋外用の本棚や、木材よりも加工しやすい特性を生かした柔らかな曲線のベンチなどが提案され、審査員のアドバイスを受けていました。
同社では寄せられたアイデアをもとに、製品化も検討していくということです。
最終更新日:2025年2月18日 19:20