市民「博多がうらやましかった」世界最大手マリオットが小倉・黒崎に 北九州市で初の外資系ホテル誕生へ
北九州市に、世界最大手のホテルグループ、マリオット・インターナショナルが進出することが決まりました。小倉と黒崎にある2つのホテルがマリオット系のホテルに生まれ変わります。
■宮原真記者
「北九州市の中心部を流れる紫川が見渡せるこちらにあるホテルが、マリオットブランドに変わります。」
北九州市の小倉北区と八幡西区にあるホテルクラウンパレス。市内にある2つのホテルが、アメリカのホテル大手、マリオット系列のコートヤード・バイ・マリオットに生まれ変わります。
これは、マリオット・インターナショナルと、ホテルクラウンパレスを経営するHMIホテルグループがパートナーシップを締結したことを受けたもので、北九州市に外資系ホテルが進出するのは初めてです。
■北九州市・武内市長
「これからはアジアのみならず、欧米の旅行客、インバウンドの方々もしっかり受け入れていく、そういう街になるよう取り組んでいきたい。」
今回、北九州のほか、京都や神戸など国内5都市で同様の提携が結ばれています。北九州市を選んだ理由について、マリオットは「魅力的な地域の特産品や、日本に古くから伝わる文化や歴史を体験することができる地域であるため」などとコメントしています。
世界最大手のグループの系列ホテルが北九州市に進出することについて、街の人に聞きました。
■市民
「あ、マリオットってあのホテルに?それはいいことですね。博多はどんどん外資系のホテルが次から次へとできているので、うらやましいなというイメージがあったので。ぜひできたら行きたいなと思っています。」
「駅から近くて歩いて来られるので便利ですし、もっと観光地になってもいいかなと思います。有名なホテルだなと思ってびっくりしています。」
今後、2つのホテルは改築工事を経て、マリオット系列のホテル、コートヤード・バイ・マリオットとして、来年の秋から順次開業を目指しています。