全国のご当地バウムクーヘンが大集合 手焼き体験も AIが職人技を再現…お味は
全国47都道府県のご当地バウムクーヘンを集めたイベントが22日から、福岡市の百貨店で九州初開催されています。趣向を凝らしたバウムクーヘンが集まりました。
幾重にも重なった層が木の年輪のように見える、ドイツ発祥のバウムクーヘン。日本では引き出物などの縁起のいいスイーツとして親しまれています。
大丸福岡天神店で始まったのは、全国のご当地バウムクーヘンを集めた「バウムクーヘン博覧会」です。
■吉村史織アナウンサー
「これもこれもこれも、全部バウムクーヘンです。会場にはおよそ300種類が集められ、辺り一帯に甘い香りが漂っています。」
福岡県糸島市の卵をたっぷり使ったバウムクーヘンは、外側に砂糖などをコーティングしていて、さくっとした食感が特徴です。
■吉村アナウンサー
「すごく食感がおもしろいです。表面がカリッとしています。メロンパンの皮みたいな感じがします。」
ユニークな見た目で写真映えするものもあります。愛知県特産の桃を使い、そのまま桃の形を表現したバウムクーヘンです。
■吉村アナウンサー
「桃の爽やかな香りが広がります。真ん中の部分に桃の味のようかんが入っていて、しっとりとした食感になります。」
バウムクーヘンと言っても、見た目や味は様々です。会場で販売されている商品から5種類を選んで少しずつ楽しめるコーナーでは、多くの人がお土産用の品定めをしていました。
■訪れた人
「バウムクーヘンにしか味わえないおいしさなので、いろんなのを食べたい。」
「何層にも焼き上げたところが魅力的。決めるのが難しいですね。」
会場では、専用の焼き機で自分だけのバウムクーヘンを手焼きする体験もできます。
■子ども
「おいしそうにできた。」
こちらのブースでは、人工知能を搭載したオーブンが自動で焼き色を判別し、職人の焼き具合を再現したバウムクーヘンを焼き上げていました。
■吉村アナウンサー
「ふわふわです。AIで次々に生産できるのはすごい技術だと思います。」
このイベントは、大丸福岡天神店で27日まで開かれています。