【福岡市民ホール】小中学生と保護者が建設現場を見学 開館は2025年3月
福岡市民ホールの建設が、2025年3月の開館に向けて進められています。普段は見ることのできない完成前のホールを23日、子どもたちが見学しました。
■永石莉里子 記者
「子どもたちが訪れているのは、来年、完成を控えたホールの建設現場です。」
福岡市・天神に建設中の福岡市民ホールを23日、市内に住む小学3年生から中学生までの子どもとその保護者28人が見学しました。
■参加者
「建設中の建物はなかなか見られないから(参加した)。」
福岡市民ホールは、老朽化が進む市民会館に代わる施設として2022年に整備が始まり、現在は全体のおよそ9割が完成しているということです。
地上5階、地下1階の建物には、大・中・小3つのホールが備えられ、コンサートや演劇など用途に応じて使用することができます。
およそ2000席の大ホールは、生演奏の音を客席に広く届けられる構造で、こけら落としには福岡にゆかりのある歌手のMISIAさんがコンサートをする予定です。
■参加者
「ここでいろんなイベントがあると思うとワクワクしました。」
見学会に参加者した保護者の中には、建設業に関わる人もいました。
■参加者(建設業の父親と子ども)
「普段こういうことに関わっているということを見せた。」
「こんな大きいものをつくっているからいつも大変なのに、頑張っているんだなと思う。建設の仕事は、してみたいかなと思った。」
開館は2025年3月28日で、企画した福岡市は「完成後には愛着を持ってホールを利用してほしい」と話していました。