シリーズ「こどものミライ」愛鳥週間に一日園長「将来の夢は飼育員」フラミンゴガイドに挑戦 福岡
シリーズでお伝えしている「こどものミライ」です。先日、福岡県久留米市の鳥類センターで小学生が「一日園長」を務めるイベントが開かれました。飼育員になるのが夢という男の子も、貴重な経験になったようです。
■職員
「おはようございます。きょうはよろしくお願いします。」
「久留米市鳥類センター一日園長に任命します。」
5月5日のこどもの日に、久留米市の鳥類センターで開かれた体験会。公募で選ばれた市内の小学4年生から6年生までの5人が「一日園長」を務めました。
その中の1人、6年生の今井優雅さんは、3歳のころから動物が大好きで「一日園長」に応募しました。
■今井優雅さん(小6)
「好きな動物は猫。飼育員さんの仕事に興味があったから。将来の夢は飼育員さん。楽しみ。」
まずは、職員の説明を受けながら園内を見学します。
■職員
「ちょうど開いた!(クジャクの)男の子がカッコつけてアピール。晴れていると開かず、曇り空で風がない日。」
久留米市鳥類センターでは珍しい鳥をはじめ、は虫類など合わせて79種、420点の生き物を飼育しています。
一日園長の取り組みは5月10日からの「愛鳥週間」に合わせて、子どもたちに命の大切さを学んでもらおうと1997年から開かれています。
この日、子どもたちはフラミンゴについてお客さんに解説したりエサやりをサポートしたりする「フラミンゴガイド」を務めます。
開催を知らせるアナウンスにも挑戦します。
■女の子
「お客様にお知らせいたします。本日、一日園長によるフラミンゴガイドを2回行います。皆さまを先着順にて受け付けます。」
一方の優雅さんは、人前に出るのが苦手だといいます。
■優雅さん
Q緊張はしている?
「うん。している。言うところ、ゆっくりはっきり伝えたい。」
この20分ほど前の休憩時間に、優雅さんは担当する「エサの説明」を自主的に練習していました。
■優雅さん
「フラミンゴは水草や昆虫などを食べます。鳥類センターでは水鳥…水鳥専用のエサをあげています。きょうのおやつは…。」