車を置いて逃げた男たち 車内から覆面3枚とバール2本を発見 強盗予備の疑いで逮捕 福岡
覆面をかぶりバールを持って金品を奪う目的で福岡市博多区のマンションに向かい、強盗の準備をしたとして1日、20代の男2人が逮捕されました。
強盗予備の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区の無職、岸大誠容疑者(24)と福岡県大野城市の契約社員、首藤頼十容疑者(23)です。
警察によりますと、2人は8月5日午前1時40分ごろ、別の男1人と共謀して、強盗する目的で覆面をかぶり、バールを持って福岡市博多区のマンションに向かった疑いです。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
事件当時、パトロール中の警察官が走行中の不審な乗用車を見つけて職務質問をしようとしましたが、いったん見失いました。直後に再び車を見つけて職務質問しようとしたところ、男3人が降りてきて、車を置いて走って逃げたということです。
車内から覆面3枚とバール2本が見つかり、その後の防犯カメラなどの捜査で強盗予備の疑いが強まったとして10月1日、逮捕したものです。ほかの男1人についても、任意で調べているということです。
男3人は知人同士で、警察は当時の状況や動機を調べています。