アパートで死亡していたのは64歳の住人男性と判明 事件と事故の両面で捜査 福岡
福岡市西区のアパートで15日夜に死亡しているのが見つかった男性について、17日、死亡したのは64歳の無職の住人男性と分かりました。死因は頭や顔を打ったことによる頭蓋内損傷で、警察が事件と事故の両面で調べています。
警察によりますと、15日午後9時20分ごろ、福岡市西区姪の浜のアパートの一室で「同居する男性がふとんの上で意識、呼吸がない」と消防から警察に連絡がありました。この部屋に住んでいるという50代の男性が119番通報したということです。
警察と救急隊が駆けつけたところ、男性1人がふとんの上に横になった状態で倒れていて、その場で死亡が確認されました。
その後の調べで、死亡したのは、この部屋に住む無職の馬塲情司さん(64)と分かりました。
警察によりますと、馬塲さんは顔全体にあざがあり腫れた状態で、死因は頭や顔を打ったことによる頭蓋内損傷でした。部屋に荒らされたような形跡は確認されておらず、馬塲さんはパジャマ姿だったということです。
同居人だという男性は「外出していて家に帰ってきたら顔をケガしていた」と話し、発見当日の午前5時半ごろには生きていたという趣旨の話をしているということです。
警察は事件と事故の両方の可能性があるとみて、当時の状況を調べています。