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自治組織の運営費を横領 福岡市の男性係長を懲戒免職 出金・入金の記載がない通帳を後任に渡す

2025年1月16日 19:09
自治組織の運営費を横領 福岡市の男性係長を懲戒免職 出金・入金の記載がない通帳を後任に渡す

福岡市は16日、自治組織の運営費を横領していた市職員の懲戒免職処分を発表しました。

16日付で懲戒免職処分を受けたのは、福岡市東区の地域支援課に勤務する53歳の男性係長です。

市によりますと、男性係長は区で管理していた東区の自治組織会長会の口座から、2022年4月から2024年8月までの間に、運営費合わせて579万円余りを不正に引き出し私的に流用した後、口座に入金していました。

男性係長は担当から外れ、入出金履歴の記載がない通帳を後任の職員に渡すなどして引き継ぎを遅らせていましたが、2024年11月に不正が発覚しました。

再発防止のため福岡市は、市全体で速やかに金銭の取り扱い体制を確認するとしています。

最終更新日:2025年1月16日 19:09