きょうから11月も季節外れの暑さ 佐賀バルーンフェスタやカキ小屋も始まる
11月に入り、佐賀県では秋の風物詩『バルーンフェスタ』が始まったほか、冬の味覚・カキ小屋も今シーズンの営業を開始しました。冬の訪れを感じさせる一方、福岡県内では季節外れの暑さとなりました。
1日朝、佐賀市の嘉瀬川河川敷では、朝日を浴びながら色とりどりのバルーンが次々と秋の空に飛び立ちました。
行われているのは、アジア最大級の熱気球の大会『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』です。16の国と地域の125機のバルーンが参加し、目標地点にどれだけ近づけるかを競う大会などが行われます。
バルーンから見える景色を体験するため、石田アナウンサーが熱気球に乗り込みます。
■熱気球初体験・石田昇旭アナウンサー
「いってきます!」
「時速は3.3キロ。ゆっくりと空中を散歩しているような感じです。」
■北九州から(60代)
「朝3時、出発が。」
「一斉に飛び立つ姿がきれいで良かったです。」
■福岡市から(20代)
「子どもが喜んでくれたので良かったかなと思います。」
秋の佐賀平野を鮮やかに彩るバルーンフェスタは、6日までの期間中、約80万人の来場が見込まれています。
一方、福岡市内では、冬の味覚を堪能する人の姿がありました。
■訪れた人
「おいしいです、とってもおいしい。」
福岡市西区にあるカキ小屋では11月1日、今シーズンの営業が始まりました。
■阿部まみアナウンサー
「ではいただきます。甘い!濃厚です。うまみがぎゅっと詰まっているので最高です。」
ただ、夏場の猛暑の影響が残っていました。
■福岡市漁業協同組合 唐泊支所・岩城和久 会長
「まだ水温20℃以上あるから、カキの実入りがあまり良くないです。今からどんどん良くなると思います。」
■阿部アナウンサー
「太陽の下にいるとじんわり汗ばむ体感の福岡市内、半袖姿の人もいらっしゃいます。」
一方、福岡市中央区の大濠公園では、11月に入ったにも関わらず、ノースリーブで歩く人や半袖でランニングをする人の姿が見られました。
■公園の利用者
「ベリーホット!(とても暑い)」
■公園の利用者
「すごく暑くて11月じゃないみたいです。」
気象庁によりますと、福岡県内では11月1日から5日まで、最高気温が25℃以上の夏日が予想されています。11月に連日夏日になるのは統計開始以来初めてのことで、この先も季節外れの暑さに注意が必要です。