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九州管区警察局の新局長「工藤会トップは今も組織への影響力を保持」大規模災害への備えも強調 福岡

2024年4月1日 19:18
九州管区警察局の新局長「工藤会トップは今も組織への影響力を保持」大規模災害への備えも強調 福岡
新局長「工藤会トップは今も組織への影響力を保持」

九州管区警察局の新たなトップが1日、会見に臨み、控訴審では無期懲役の判決だった工藤会のトップについて「今も影響力を保持している」として、暴力団対策の必要性を強調しました。

九州・沖縄の警察をとりまとめる九州管区警察局長に着任したのは、山田知裕警視監(56)です。東京大学を卒業後、警察庁に入り、富山県警や新潟県警の本部長などを歴任しました。

山田局長は、先月の控訴審で無期懲役の判決を受けた特定危険指定暴力団・工藤会のトップ野村悟被告について、「今も組織への影響力を保持している」との見方を示しました。

その上で、「暴力団対策は依然として重要な課題」と強調しました。

また、山田局長は九州では大規模な災害が発生する恐れがあることから「備えを怠らないことが重要」と決意を述べました。

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