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【書類送検】抵抗できない入院患者の“体を触る” “頭を殴る” 大牟田病院の当時の介護職員ら3人「介護の一環だった」容疑を否認 福岡

2024年9月11日 17:23
【書類送検】抵抗できない入院患者の“体を触る” “頭を殴る” 大牟田病院の当時の介護職員ら3人「介護の一環だった」容疑を否認 福岡
容疑を否認

国立病院機構・大牟田病院で、複数の職員が、障害がある入院患者に性的虐待を繰り返していた問題です。警察は11日、当時の介護職員など男3人を、準強制わいせつなどの疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、国立病院機構・大牟田病院の看護師や当時の介護職員など男3人です。

警察によりますと、当時の介護職員の男2人は、20代から60代の入院患者3人に対し、体を触るわいせつな行為をした疑いが持たれています。また、看護師の男は60代の入院患者4人対し、頭を殴る暴行を加えた疑いです。

被害を受けた患者には身体的な障害があり、抵抗できない状態だったということです。

看護師の男は暴行容疑の一部について認めていますが、それ以外について、3人は「介護の一環だった」などと容疑を否認しているということです。

大牟田病院を巡っては、被害の通報を受けた自治体による調査で、4人の男性職員による男女9人の患者への虐待行為が認定されています。