福岡市民病院で重油700リットル流出 隣の民有地にも 配管の老朽化が原因か
福岡市博多区の福岡市民病院
福岡市民病院で、非常用発電機の燃料として使っている重油700リットルが地下の配管から流出しました。隣の民有地にも流れ出ましたが、これまでに周辺の井戸水の異臭などは報告されていないということです。
福岡市民病院によりますと、重油は市民病院の敷地と、隣接する民有地の半径7メートルの範囲に流出しました。
病院がことし1月、年に1度の点検で重油の補充をしたところ、例年より消費量が多いことを確認しましたが5月の試掘調査では流出を確認できず、10月に行ったボーリング調査で、土壌や地下水への流出を確認したということです。
配管の老朽化が原因とみられるとしています。
土の入れ替えや地下水のモニタリングを行うとともに、今後、病院は配管を新たに地上に設置するとしています。