【クイーンビートルの浸水隠し】JR九州高速船の幹部と船長に責任 知識・経験が欠如 第三者委員会が報告書 福岡
JR九州のグループ会社が浸水を隠して高速船の運航を続けていた問題で、第三者委員会の報告書がまとまりました。
JR九州は21日、第三者委員会から高速船浸水の隠ぺい問題に関する報告書を受け取ったと発表しました。
JR九州のグループ会社「JR九州高速船」はことし2月、高速船「クイーンビートル」の浸水を把握しながら、修理や検査、国への報告をせず、およそ4か月にわたって運航を続けていました。
報告書では、問題を起こした責任はJR九州高速船の幹部と船長にあり、船舶運航の安全について基本的な知識、経験が欠如、不足していたことなどが要因と考えられるとしています。
JR九州は、第三者委員会の調査結果や提言を真摯に受け止め、具体的な再発防止策を検討するとしています。
最終更新日:2024年11月21日 19:04