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世界的な音楽家のサイン残る「レガシーピアノ」 修復終えコンサート

2023年10月8日 19:07
世界的な音楽家のサイン残る「レガシーピアノ」 修復終えコンサート

福岡市民会館で使用され、数々の世界的な音楽家のサインが残るグランドピアノの修復が終わり、「レガシーピアノ」として、お披露目コンサートが開かれました。

8日午後、福岡市民会館で開かれたコンサートでは、世界的に活躍するピアニスト仲道郁代さんが地元の小学生とともに「レガシーピアノ」を演奏しました。

「レガシーピアノ」は、ケンプやルービンシュタインといった世界的な音楽家のサイン40人分が残されている貴重なものです。つくられてから60年が経過し老朽化が進んでいましたが、未来に残すためのプロジェクトが去年、立ち上がりました。

市民や地元の企業などから2300万円の寄付が集まり、修復費用にあてられたということです。

■鑑賞した小学5年生「うちにあるピアノと音が全く違う。響き方も違ったし聞いていて感動した」

レガシーピアノは今後、福岡市美術館に収蔵され、今月13日には記念コンサートが開かれます。