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九州北部 15日午前中にかけ「線状降水帯」発生の恐れ続く 土砂災害などに厳重警戒を

2024年7月14日 19:18
九州北部 15日午前中にかけ「線状降水帯」発生の恐れ続く 土砂災害などに厳重警戒を

九州北部では引き続き、15日午前中にかけ、活発な雨雲が連なる「線状降水帯」が発生する恐れがあります。土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

佐賀県内では14日午前、嬉野市で1時間に53.5ミリ、隣接する武雄市では県の雨量計で1時間に67ミリの非常に激しい雨が観測されました。

JR九州によりますと、九州新幹線や西九州新幹線で一時運転見合わせが発生したほか、特急などにも運休や遅れが多く発生しました。

■男性
「こんなにひどいと思わなかった」

■親子連れ
「ハウステンボスに泊まろうと思っていて、泊まれなくて残念だね」

九州北部には引き続き、15日午前中にかけ、活発な雨雲が連なる「線状降水帯」が発生し、災害発生の危険度が急激に高まる恐れがあります。

15日午後6時までの24時間に降る雨の量は、佐賀県で200ミリ、福岡県で150ミリと予想されていて、「線状降水帯」が発生すれば局地的に、さらに雨の量が増える恐れがあります。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。