サケの養殖や調理法学ぶ 実際にサケをさばき「どんがら汁」で味わう 鶴岡市の小学生
子どもたちに地元の産業について関心を持ってもらおうと、鶴岡市の温海地域で25日、小学生がサケの養殖の仕方や調理の際のさばき方などを学ぶ体験授業が行われました。
「がっちり捕まえろよ両手で」「重い」
鶴岡市の温海地域では、地元の山の伏流水を活用してサケの養殖が行われています。市は10年ほど前から地域の子どもたちに地元の農林水産業への関心を高めてもらおうとサケに実際に触れて学ぶ授業を行っています。
あつみ小学校の4年生がサケの養殖をしているふ化場を訪れ、サケのつかみ方や捕まえたサケから卵を採って人工ふ化させる手順などを実際に体験し、学びました。
児童「難しいけど楽しい」
子どもたちはその後、地域の人からサケのさばき方を習い、包丁で切り身にしたサケで作った「どんがら汁」を味わいました。
児童「包丁の使い方が分かった」「サケの体の中も分かった」
子どもたちが採ったサケの卵から生まれた稚魚は来年3月に地元の川に放流される予定です。