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ラグビーW杯を福岡からも応援 先輩の激闘に子どもたちも奮起!

2023年10月9日 18:19
ラグビーW杯を福岡からも応援 先輩の激闘に子どもたちも奮起!

ラグビーW杯、日本は決勝トーナメント進出をかけ8日、アルゼンチンと熱戦を繰り広げましたが、惜しくも敗れベスト8進出とはなりませんでした。感動と希望を与えてくれた桜戦士たちの勇敢な姿に、福岡ではますます“ラグビー熱”が高まっています。

■石田旭昇アナウンサー
「会場はすでに多くの方が来ていて盛り上がってます。日本代表にエールをお願いします!」
■ファン
「日本勝つぞ!」

福岡市博多区のアクシオン福岡や、アサヒビール園のパブリックビューイング会場では、選手たちの雄姿を見届けようと、多くの人が応援に駆けつけました。

■ファン
「アルゼンチンを飲み干す!」

相手は世界ランキング9位の強豪国、アルゼンチンです。試合は、7点を追いかける前半16分、ファカタヴァが相手の裏へキック。みずからそのボールをキャッチし、トライを決めます。

■ファン
「おっしゃー、来たー!」

会場には、日本代表・福井翔大選手の出身クラブ、福岡市のかしいヤングラガーズの子どもたちも駆けつけていました。その後、一進一退の攻防が続き、前半を14対15の1点差で折り返します。

■かしいヤングラガーズの小学生
「めっちゃ足、速かった。」
「トライ決められたけど、日本が取り返したから、後半そうやって盛り上がっていってほしい。」

後半、子どもたちの期待に選手が応えます。5点を追う16分には、レメキがドロップゴールを決めます。

■ファン
「レメキですレメキ!」

しかし、今度はアルゼンチンにトライとゴールを許し9点差に引き離されます。

■石田アナ
「フランスから遠く離れた福岡から、ニッポンコールが送られます。」

思いが届いたのか、後半25分には、ナイカブラがタックルを受けながらも執念のトライを決めます。そして松田がキックを決め、2点差まで詰め寄るもノーサイドとなり、日本は決勝トーナメント進出はなりませんでした。

■ファン
「今までの努力が分かっているので、悔しかっただろうなと思っています。これが糧になって、さらに強くなると思います。」

福井選手の後輩たちも、日本代表の激闘に大きな刺激を受けたようです。

■かしいヤングラガーズの小学生
「ワンチームだったので、みんなすごかった。」
「結果的には悔しいけど、良いプレーもたくさんあったので、それを練習とか試合に生かしていきたい。」

明けたスポーツの日の9日、福岡市のグラウンドには、福井選手の後輩たちの姿がありました。

■かしいヤングラガーズの小学生
「タックル激しくいきたい。」
「キックとかでトライを取る。」

日本代表としてワールドカップに出場した、偉大な先輩の背中を追いかけます。

■かしいヤングラガーズの小学生
「日本代表になりたい。みんなから好かれるプレイヤーになりたい。」
「スタンドオフ(のポジション)で世界一になりたい。」
「日本代表ありがとう!」

ラグビー日本代表は、多くの人に勇気と感動を与えました。闘志みなぎる熱いプレーは、子どもたちのラグビー熱をさらに高めています。