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【核のごみ】知事「電力消費地である都市部を含め理解が深まるよう」玄海町での文献調査の開始を受け 国に申し入れ 佐賀

2024年6月13日 21:50
【核のごみ】知事「電力消費地である都市部を含め理解が深まるよう」玄海町での文献調査の開始を受け 国に申し入れ 佐賀
佐賀・玄海町

原発から出る”核のごみ”の処分地選定をめぐり、佐賀県玄海町で第1段階となる文献調査が始まったことを受け、佐賀県は13日、国に対し申し入れを行いました。

原発の立地自治体でもある佐賀県玄海町は、高レベル放射性廃棄物”核のごみ”の最終処分場を選ぶ第1段階にあたる文献調査を受け入れることを決め、10日から調査が始まりました。

これを受けて佐賀県の山口知事は13日、斎藤経産大臣に申し入れを行いました。

申し入れでは、山口知事や玄海町長の意見に反して、第2段階の「概要調査」に進まないことと、最終処分場の選定は全国的な課題であり、電力消費地である都市部を含め理解が深まるようにすることの2点について、対応を求めています。

山口知事は13日に開会した県議会でも、佐賀県として新たな負担を受け入れない考えを改めて示しています。