【塾に車突っ込み】運転の73歳を書類送検　体調不良でブレーキ操作を誤ったか「病院までなら大丈夫だと」　福岡

去年12月、福岡市早良区で学習塾に軽乗用車が突っ込み生徒などがケガをした事故で、体調不良であるにも関わらず車を運転し事故を起こしたとして、73歳の男性が書類送検されました。

過失運転致傷の疑いで書類送検されたのは、福岡市早良区のアパート経営の73歳の男性です。

警察によりますと、男性は去年12月、福岡市早良区百道の交差点で軽乗用車を運転し、普通乗用車に追突した後、道路脇にある学習塾に突っ込み、塾にいた中学生などあわせて4人にケガをさせた疑いです。

男性は当時、新型コロナで発熱していて、事故の前には蛇行運転をしていることなどから、警察は体調不良の影響で正常な運転が困難な状況で運転し、ブレーキ操作を誤ったと判断しました。

警察の調べに対し、男性は「発熱の症状など体調不良であることは自覚していた。病院までの少しの運転であれば大丈夫だろうと思った」などと話し、容疑を認めているということです。