福岡と佐賀の13日の天気のポイントは「どんより冬空」です。寒気の流れ込みが続くため、雲が広がりやすく、午後は雨や雪の降る所があるでしょう。
12日は変わりやすい天気でした。11日夜遅くから雨雲が流れ込んで、しぐれた所がありました。12日午後は晴れ間が多くなりました。日中の最高気温は14℃前後と平年を2℃ほど上回り、比較的過ごしやすい陽気でした。
変わって、こちらをご覧ください。福岡市東区の和白干潟では、この時期に見ることができる冬鳥です。白と黒の体に、赤く長いくちばしが特徴なのはミヤコドリです。11月中旬ごろから飛来し、多いときは35羽ほど確認できたそうです。こちらはカモの一種、ツクシガモです。背中から胸にかけて、たすき状の茶色い毛が特徴です。絶滅危惧種に指定されていて、大変珍しいということです。そして、こちらも絶滅危惧種のクロツラヘラサギです。目元からくちばしまで黒く名前のとおり、くちばしがヘラのような形をしています。渡り鳥は来年春まで和白干潟で見ることができます。観察するなら満潮の2時間後くらいがお勧めだということです。
これからの天気です。12日にかけては再び寒気の影響で、低い雲が流れ込みやすくなるでしょう。夜は雨が降るところがあり、雷を伴うところもありそうです。朝の冷え込みは弱く、日中の最高気温は13℃くらいの予想です。
週間予報です。土日も晴れ間はありますが、寒気の流れ込みが続くため冬空が続き、雨や雪の降るところがありそうです。来週は雲が多めながら、晴れ間が出る日が多い見込みです。日中の最高気温は土曜日以降はほぼ平年並みの11℃前後と、この時期らしい寒さが続くでしょう。
1か月予報が発表されました。12月後半から年明けにかけて寒気の影響を受けやすく、気温は低い予想です。降水量は少ない予想ですが、曇りや雨、雪の日が多く、雪が積もる日もありそうです。
