浪江町では大堀相馬焼の窯元による帰還後、初の企画展が開かれています。

「陶吉郎窯」は、ことし6月、浪江町大堀地区に工房を再建しました。6日からは、国の補助金も活用して、帰還後、初となる企画展を開催しています。

■訪れた人は
「すごい美しいので」「今の生活にもあっているような感じはします」

企画展では鎮魂の願いを込めた新作のキャンドルスタンドを展示販売しているほか、この週末は町内で再開した企業とコラボして、大堀相馬焼の器でヒラメの刺身と日本酒を楽しむ試食会も開かれています。

■大堀相馬焼の窯元・陶吉郎窯 近藤 学さん
「従来のものばかりではなくて、これから新たな相馬焼も提案していきたいと思っているのでその辺も感じてもらえれば」

企画展は今月11日まで開かれています。