福島第一原発の
燃料デブリの試験的な取り出しについて、東京電力が8月後半にも着手する方向で調整を進めていることがわかりました。
燃料デブリの取り出しはテレスコ式と呼ばれる釣り竿のような形をした機器を使い福島第一原発2号機から行う計画で、7月31日に原子力規制委員会による使用前検査が行われています。
東京電力が原子力規制委員会に提出した検査の申請書によりますと、機器の使用開始予定時期は8月21日で、検査で問題がなければ、その日までに検査終了証が交付される見込みです。
東京電力は検査終了証が交付され次第、8月後半にも初の燃料デブリの取り出しに着手するとみられます。